皆さんこんにちは!
有限会社笹原工房社です!
~チームで働くうえで大切な“引き継ぎ”~
木製家具製作は、一人の職人だけですべてを行うとは限りません。
打ち合わせ。
設計。
材料選び。
木取り。
加工。
組み立て。
研磨。
塗装。
取付。
一つの家具が完成するまでに、複数のスタッフが関わることがあります。
だからこそ重要になるのが「引き継ぎ」です。✅
寸法。
材料。
木目。
仕上げ。
お客様の希望。
小さな情報が正確につながることで、最後まで同じイメージを持って家具をつくることができます。
お客様との打ち合わせでは、
このくらいの大きさ。
この色。
この高さ。
ここに置きたい。
さまざまなご希望を伺います。
その情報を打ち合わせ担当者だけが知っていてはいけません。
実際に家具をつくる職人まで正確に伝えることが重要です。✅
「聞いていたものと違う」
とならないよう、図面や記録を使って共有します。
家具製作では、数ミリの違いが仕上がりへ影響することがあります。
特に造作家具では、
壁。
柱。
床。
窓。
建物に合わせる必要があります。
現場採寸をした担当者が、
ここは少し壁が傾いている。
巾木がある。
実際の現場で気づいたことまで伝えます。✅
数字だけでは分からない情報も大切です。
木材は一枚ずつ表情が違います。
この木目を正面へ。
この部分は天板へ。
節の位置。
色の違い。
材料を選んだ職人が意図を持って木取りをする場合があります。
途中で担当が変わる場合には、
なぜこの板を選んだのか。
どこに使用するのか。
共有することが重要です。✅
せっかく選んだ木の魅力を完成品までつなぎます。
家具製作では、
切断済み。
穴加工済み。
仮組み。
接着中。
研磨前。
さまざまな途中状態があります。
見た目だけでは、
もう使っていい部材なのか。
まだ加工が必要なのか。
分からないことがあります。⚠
次の職人が迷わないよう、工程を明確にします。✅
製作途中に、
棚を一段増やしたい。
高さを少し変更したい。
取っ手を変えたい。
お客様から変更のご相談をいただく場合があります。☎
変更内容を一部の人だけが知っていると、元の図面で製作が進んでしまいます。
変更した時点で、
図面。
寸法。
必要な材料。
すべて更新します。✅
木製家具では、部材同士をどのようにつなぐかが重要です。
使用方法。
荷重。
見た目。
家具によって適した方法が変わります。
加工担当者が、
ここは強度を重視した。
この部分は金物を見せない。
設計意図を共有することで、組み立て担当も正しく作業できます。✅
加工が終わると、研磨や塗装へ進みます。
自然な色を残す。
濃く仕上げる。
艶を抑える。
お客様の希望を塗装担当へ正確に伝えます。
また、
この部分は木目を特に見せたい。
色の差を自然にしたい。
製作側からの情報も重要です。✅
加工と塗装が別の仕事ではなく、一つの家具としてつなげることが大切です。
塗装前の研磨は、仕上がりを左右する重要な工程です。
この面は完了。
角はまだ。
補修が必要。
途中状態を共有します。
研磨不足のまま塗装すると、完成後に気になる部分が出る可能性があります。⚠
見えにくい工程ほど、しっかり引き継ぐことが重要です。
完成した家具を現場へ取り付ける場合、
搬入経路。
階段。
入口。
壁。
現場の条件を事前に確認します。
家具は完成していても、現場へ入らなければ設置できません。
この入口は狭い。
二階へ運ぶ。
分割して搬入する必要がある。
必要な情報を取付スタッフへ共有します。✅
完成した家具は、
寸法。
扉。
引き出し。
塗装。
傷。
全体を確認します。
誰かが見たから大丈夫。
ではなく、確認項目をそろえることが大切です。✅
使用するお客様の目線になって、
開けにくくないか。
ガタつきはないか。
仕上がりに問題はないか。
最後まで確認します。
家具製作では、
丸ノコ。
プレーナー。
サンダー。
さまざまな機械や工具を使用します。⚒
調子が悪い。
刃の状態が気になる。
違和感がある。
気づいたことは次の人へ伝えます。
安全だけではなく、加工精度にも影響するため重要です。⚠
寸法を間違えた。
加工位置がずれた。
傷を付けてしまった。
ミスが起きることもあります。
隠してそのまま次へ進むと、後工程でさらに大きな問題になる可能性があります。⚠
早く共有する。
修正方法を考える。
必要ならつくり直す。
品質を守るためには正直な報告が大切です。✅
家具職人は、長い経験の中でさまざまな判断をしています。
この板はこちら側を使う。
ここは少し逃がした方がいい。
この順番で組んだ方がきれい。
理由があります。
しかし、
見て覚えて。
だけでは技術は残りません。
なぜそうするのか。
何を見て判断しているのか。
言葉にして伝えることが大切です。✅
木製家具は、一つひとつの工程が完成品へ表れます。
木取り。
加工。
組み立て。
研磨。
塗装。
どこか一つだけ良くても、良い家具にはなりません。
良い引き継ぎとは、作業を次の人へ渡すだけではありません。
前の工程で何を考えていたのか。
どこを大切にしているのか。
その意図まで次へつなぐことです。⭐
これからもスタッフ同士の情報共有を大切にしながら、チーム全体で一つひとつの家具に向き合い、長く使っていただける木製家具をつくっていきたいと思います。✨